現役看護師きなこが看護学校時代の辛い勉強や実習を乗り越えるコツを教えます。
自分へのご褒美を決める
専門的なところは言い出すとキリがないし、
学校で先生から教わると思うので、
私が言えるのは精神論的なところです（笑）
私は嫌な実習や難しいテストを合格達成したら
小さな
自分へのご褒美や
楽しみを決めてました。
このクールの実習が終わったら
「彼氏とディズニーへ行く！」
「友達と打ち上げパーティーする」
「欲しかった服を買う」
みたいなささやかな楽しみを♪。
私はやっぱり彼氏の存在が大きかったですかね。
看護師になることを応援してくれていたので。
その彼氏とデートに行くのを心の支えにしていました。
（ちなみにその彼氏は今の夫です。笑）
もっと小さなところで言うと、
午前の実習を乗り切ったら
昼食で美味しいチョコを食べるとか。
実習1日が終わったら
大好きな推しのライブ映像見るみたいな。
クラスメイトの存在のありがたさ 受け持ち患者さんへの感謝
あとは看護学校のクラスメイトと共にとにかく励まし合う（笑）
私はクラスメイトをライバルとは思ったことはないです。
同じ目標に向かって頑張る同志っていう感覚でした。
やっぱり同じ目標に向かう仲間の存在って大きいです。
同じ苦しみを味わっているので、わかってもらえるし、励まし合える。
プライドは捨てて自分の弱み、悩みを仲間に見せてください。
仲間がきっと支えてくれたり、助けてくれます。
私も看護学校で出会い
看護師になってからも仲良くできる
一生の友がいます。
そしてもう一つは
受け持ち患者さんへの感謝です。
実習中
「あなたが大変だって思うかもしれないけど、
1番あなたが大変なんじゃないの。
ご病気になって苦しい治療をされている中でも
実習に協力してくださる患者様が一番大変なのよ。
患者様に感謝して実習すること。」
と先生に言われていたので、
その言葉を言い聞かせて自分を奮い立たせていました。
一生懸命の姿勢を見せる
【指導を受ける際は】
先生や看護師から指導を受けるときにも
とにかく目を見て真剣に聞いたりメモを取ること。
「この子は本当に看護師になりたいんだな。
一生懸命だな。
患者さんのことを想ってるな」
って感じたら先生や臨床の看護師は見捨てません。
わからなかったら、わかるまで確かめる、調べること。
看護師や先生に聞く場合には
自分の考えや意見をまず述べてから聞くといいかもしれません。
「自分はこう思う、こう考えているのですがそれで合っていますか?」
と聞いてくれれば
教える側もどこまで理解しているかわかるし
どう教えようか考えれます。
【常に謙虚な姿勢で】
看護学校時代のクラスメイトで
ちょっと看護師の仕事、実習舐めている？
みたいな態度を
実習でとった子がいて。
母性看護の実習だったのですが、
その子は受け持ち患者さんのところへ行かず
ナースステーションで座りながら記録をとってばかりで
「急性期の実習とか他の実習に比べたら母性の実習って楽だよね。」
みたいなことをナースステーションで
その場にいたクラスメイトに言ったようで、
それを耳にした看護師達から反感をかってました。
他にも看護師の適正に欠けるところがあり、
その子はその後学校を退学しました。
「看護師になりたい」って気持ちで
一生懸命学んでいれば
それが態度や言動に出ると思います。
実習ではベッドサイドにとにかく足を運ぶこと。
電子カルテの記録ばかり見ていても十分な情報はとれません。
実際に患者さんのところへ行って観察しお話を聞いてみてください。
学生だからできることは少ないではなく、
学生だからできること今の自分にできることを考えてみてください。
例えば、
モーニングケアとしてベッドサイドの環境整備をしたり、
昼食の配膳や下膳をすることはできますよね。
「午前の実習の時間終わるから～」って受け持ち患者さんの配膳下膳もせずに
すぐに学校へ帰っていく学生さんもいます。
学生に「今日の○○さんの昼の食事量どうだった？」と聞くと
「わかりません」と。
臨床の看護師としては
「え、そこ興味ないの？？」と疑問を感じてしまいます。
食欲低下している患者さんとかだと食事量は重要だし、
こういう物は食べやすいとかの情報も聞けますよね。
必要があれば食べやすい食事にしてもらえるよう
栄養士にも相談に入ってもらうなどの働きかけもできますし。
配膳下膳せずに帰っちゃう学生さんもいる中で
「病棟の他の患者さんの配膳も手伝わせてください」と
配膳車を押してくれスタッフに聞きながら
配ってくれる学生さんも中にはいました。
やる気が学生かどうかは現場にいる看護師や教師はかなり分かりますね。
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