施設看護師って何するの?

施設看護師のお仕事

現役施設看護師きなこが転職を考える看護師さんへ施設で働くメリットを教えます‼

施設看護師の役割はその人の生活を支えること

主な仕事は利用者の方の体調の観察、薬の管理、経管栄養の実施、受診の付き添いなどです。

病棟看護師と大きく違うのは

その人の生活の場で生活を支える看護をするということです。

病院だと疾患の治療が終われば患者さんは退院されますが、施設はその人が住んでいる場ですから何十年と病気や障害と付き合いながら住んでいます。

利用者の人たちがその人らしく生活していけるように支えていくために上記のような仕事をしています。

施設には介護士さんが勤務しているため、主におむつ交換や食事介助などのケアは介護士が行っています。

介護士は24時間体制で交代勤務で看護師は日勤のみで働いています。

施設によってはオンコール体制がとられているところもあるかと思います(オンコールについては別記事で詳しく書きます)

体調観察について。基本的には状態は落ち着いている方ばかりですので、大きな変化が頻繁になることはないです。体調変化の例としては熱発した、便秘、けがをしたなどが多いです。看護師としてアセスメントし、緊急性があると判断した場合には受診をします。

薬に関しては配薬カートに看護師がセットして1日分朝昼晩の薬を所定のトレーに入れるという作業をしています。与薬に関しては介護士が行っています。

胃ろうの方は経管栄養を行っており、看護師が管理しています。

血糖測定、インスリン注射を行ったり、嘱託医の指示があれば採血を行うこともあります。

日々行っていることはざっとこのような業務が多いです。病棟よりも落ち着いていて利用者さんと楽しく関わりながら働いています!


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