正看と准看って何が違う？

こんにちは！

施設看護師のきなこです。

さて、看護師になろうと思い立った皆さん

っていう疑問はありませんか？

准看護師と正看護師どちらになるのが良いか、

どう違うのかを知りたい方へ現役正看護師きなこが教えます。

 

個人的には正看護師になることをお勧めします

私は高校3年の時に卒業後は看護学校に行くと決めましたが、

准看の道は選びませんでした。

准看という存在をよく知らなかったというのと

正看護師の学校が近くにいくつもあり、必然的に正看の道を選びました。

正看護師と准看護師って何が違うのか？といいますと

正看護師が自身の判断で

看護業務を行えるのに対し、

准看護師は自身で判断して

看護業務を行うことはできません。

医師や正看護師の指示によって

看護業務を行うという点が唯一異なります。

准看護師への受験資格は、

中学卒業後に准看護師養成所もしくは衛生看護科がある高校を卒業していることが条件となります。
准看護師養成所は2年課程。
准看護師取得に要する期間は中学卒業後、最短で約2年です。

准看の人口って正看に比べかなり少ないです。

私が最初に勤めた急性期病院は

正看しか採用していませんでした。

総合病院などはそういうところが多いです。

准看が働ける病院であっても

准看はリーダー業務はできない、管理者にはなれない等

あります。

その後、施設に転職しましたが、

そちらでも正看の方ばかりで准看の資格のみ取得している方と

一緒に働いたことがありません。

しかし施設では准看の資格を取得したのち、

正看の資格を取った方なら今までに数人出会いました。

その方々によると

「准看だと働く場所が限られているのと、

正看と同じ仕事をしているのに給料が安いから。」

「正看とって良かった」

と言ってました。

准看から正看護師になるには

全日制の学校へ行き最短２年かかるようです。

（他には定時制、通信制あり）。

ここまでだと、

って思う人もいるかもしれません。

准看の看護を選ぶメリットとしては

２年間で資格が取得でき費用が安いこと。

働きながら通えるということがあるようです。

シングルマザーとかで資格は欲しいけど、時間的お金的に余裕がない方など。

上記のような理由で准看をまずとってその後に正看を取りたいという人もいるみたいです。

ですが、今は圧倒的に正看の求人の方が多いですし、

時間的お金的に余裕があるのであれば

最初から正看の道を選ぶ方がいいのではと思います。